SEL24105G レンズレビュー 万能F4ズームの実力は?
今回は SEL24105G(FE 24-105mm F4 G OSS) のレビューということで、作例を掲載いたします。
お気づきの方もいらっしゃるかもですが、実は先日よりレンズの各商品ページに作例を載せてきています。
SEL24105Gも例外ではなくすでに掲載済みではあるのですが、SEL24105Gで撮った写真だけなぜかスタッフからの提供が多く、素晴らしい写真を眠らせておくにはもったいない!と思ったため、特別枠として本記事にて公開していきたいと思います。記事掲載までにさらに写真が増えたりもしてます
よくある性能紹介は不要と思いますので、さっそく作例をご覧ください。
器用貧乏とは言わせない!万能便利ズームでもこんなに撮れるんだ!と感じていただければ幸いです(撮って出しではなく現像してますが)。
最後に
作例は以上です!
ところでSEL24105Gですが、皆さんのイメージはどのようなものでしょうか?
おそらく多くの方は これ1本で大体なんでも行ける! や 明るいレンズではないけど便利で万能! といったようなマイナスよりもプラスにとらえているのではないでしょうか。
しかし好意的に使っていても、もう一声テレ側(望遠側)が欲しい! そんなときもあるでしょう。
でも、そのときはトリミングすれば良いのです。
カメラは高画素化が進んでいるので、少しくらいトリミングしても画質劣化はほとんど感じないと思います。
交換レンズ選びを検討している方は、比較対象にあがってくるのはSEL2470GM、すなわちG Masterレンズでしょう。
このレンズの明るさはF2.8とSEL24105GのF4の1段上。
F2.8の明るさと特別なガラスを使っているSEL2470GMにしか撮れない表現は、間違いなくあるでしょう。
特に暗所でははっきりと性能差に現れると思います。
でもSEL24105GにはSEL2470GMにはないズーム域と撮影倍率があります。
ボケ味だって、撮影状況によってはそん色ないレベルで表現できると思います(70mmと105mmの比較なので)。
さらに、G Masterは素晴らしいレンズですが、重くて大きいのがネックです(価格もね…)。
別にSEL2470GMを下げたいわけではなく、どちらのレンズにも良し悪しがあることを知っていただきたいのです。
SEL24105Gは、GMレンズと比べてサイズや重さは控えめと言えます。
個人的にいつも言っている明るいレンズは正義なのですが、それと同じくらい気軽に持ち出せるレンズは正義とも思っています。
どんなにいいレンズでも撮影に行かなければ文鎮にしかなりません。
繰り返しますが決してSEL2470GMを下に見ているわけでは…ありません…はい。
最後にいつもので締めたいと思います。
SEL24105G以外でも、使ってみたい交換レンズがある方は、購入も良いですがAPEX RENTALSの カメラレンタル・レンズレンタル のご利用もぜひ!
と、ここで記事を〆たかったのですが、なんとビックリ!記事を掲載する前にSEL2470GM2爆誕!!
GMの性能を持ちながら、質量は約695gとI型よりも200g近く大幅に軽量化!!SEL24105Gとの差はわずか30gほどとなってしまい…。
し、しかし、10万円以上の販売価格差があります。あと地味にズーム域も広いのです。
軽いというアイデンティティを失いつつありますが、便利で使いやすいという点は揺るがない事実です!
…SEL24105G2はそろそろですか?ソニーさん