Windowsの操作が早くなる!知っておきたいキーボードショートカット
キーボードショートカット ってご存知ですか?
知ってるよ!日常的に使ってる!という方もいらっしゃるでしょうか。
もしかしたら「キーボードショートカット」という言葉を初めて聞いた!という方もいらっしゃるかもしれません。
実はWindowsには、ほとんどの操作がマウス無し、キーボードだけでできるように「キーボードショートカット」による操作方法が用意されていています。
これはなぜでしょう?
その理由の1つは「マウスが使えなくてもPC操作ができるようにしている」と考えられますが、マウスを使えたとしてもそもそもマウスで何でもかんでも操作するのって煩わしくないですか?
マウスを動かさなくても、やりたいことを念じれば操作できる!…とはいきませんが、キーボードショートカットを使えばマウスカーソルを動かさなくても、一瞬で同様のことが行えてしまうのです。
どうです?興味がわいてきましたか?
今回の記事では、主にWindows10で使えるさまざまなキーボードショートカットをご紹介して行きます!
なにもマウスを使うなと言っているわけではありませんよ。どちらも使うんです!
キーボードとマウスを併用して、作業効率アップを目指しましょう!
すでに使いこなしている方にも、新たな発見があるかもしれません。ぜひぜひ習得してお役立てください!
この記事を読まれる方でパソコンを持っていない方はいらっしゃらないとは思いますが…パソコンをお持ちでない場合は、APEX RENTALSの パソコンレンタルサービス を利用してみてくださいね。
4段階に難易度を分けました
活用できるシーンが多いものや比較的単純なものを低難度に、意識して使わないと習得しづらそうなものを高難度に分けてみました。
ちなみに表記の「+」と言う操作は、キーを同時にタイミングよく押さなくてはいけない、というわけではなく、左側のキーを押しながら右側のキーを押せば大丈夫です。
初めての方も焦らずにやってみましょう!
入門編
まずは基本のショートカットから!すでにご存じの方も多いと思います。
- カット
Ctrl+X - テキスト(文字)を選択しているときはそのテキストを、ファイルやフォルダを選択しているときはそれ自体を切り取って、クリップボードに保存します。
- コピー
Ctrl+C - テキストを選択しているときはそのテキストを、ファイルやフォルダを選択しているときはそれ自体を、クリップボードにコピーします。
- ペースト
Ctrl+V - クリップボードに保存したテキスト、ファイル、フォルダを貼り付けます。
カットしたデータの場合は、カット元のデータは消失します。
- 取り消し
Ctrl+Z - 直前の操作を取り消します(1段階戻る)。
- やり直し
Ctrl+Y - 取り消した操作をやめてやり直しします(1段階進む)。
- リロード
F5 - ブラウザなどで行うと表示状態を更新します。Ctrlを押しながらだと最新の情報を改めて読み込みし直します。
- クリップボードとは、Windowsが一時的に情報を保管しておく領域のことです。
初級編
- 保存
Ctrl+S - 開いているファイルに上書き保存されます。一般的にShiftキーも一緒に押すと上書きではなく別名保存ダイアログを表示できます。
- 印刷
Ctrl+P - 印刷ダイアログを表示します。
- エクスプローラー表示
+E - PCの内容をエクスプローラー表示します。すでに何かしら表示している場合はそれとは別に新たにウィンドウが開かれます。
- ウィンドウ切り替え
Alt+Tab - アクティブウィンドウを切り替えます。1つしかウィンドウが開かれていない場合は何も起きません。
3つ以上ある場合はAltを押しながらTabだけ押しなおすことで順番に切り替えができます。
- ウィンドウを閉じる
Ctrl+W - アクティブウィンドウを閉じます。
ブラウザで行うと表示中のタブが閉じられます。
- ウィンドウを閉じる
Alt+F4 - アクティブウィンドウを閉じます。
ブラウザ上で行うと表示中のウィンドウが閉じられます(ウィンドウ内のすべてのタブを含む)。
- タブ切り替え
Ctrl+Tab - ブラウザなどでタブの切り替えができます。
CtrlとShiftを押した状態でTabを押すことで逆順に切り替えることもできます。
- 戻る
Alt+← - ブラウザやエクスプローラーなどで行うと、1つ前のページに戻ります。
- 進む
Alt+→ - ブラウザやエクスプローラーなどで行うと、1つ先のページに進みます。
- アクティブウィンドウとは、現在最前面で表示されているウィンドウのことです。
中級編
- デスクトップ表示切り替え
+D - ウィンドウをすべて最小化し、デスクトップを表示させます。もう1度押すと元に戻せます。
すべてのウィンドウを最小化するには、Windowsキー+Mでも同じです。
- デスクトップ表示切り替え
+Home - アクティブウィンドウはそのままで、それ以外のウィンドウを最小化します。
- ピン止めアプリ起動
+数字キー - タスクバーにピン止めしたアプリやフォルダを一発起動できます。数字は一番左端から1〜9、最後は0まで対応します。
- 履歴ペースト
+V - クリップボードに保存した内容を選んでペーストできます。画像の履歴も可能です。
- ロック
+L - パソコンから一瞬にしてサインアウトします。離席する際に活用できます。
- 名前の変更
F2 - ファイルやフォルダを選択中に実行すると名前の変更モードになります。右クリックメニューから行わなくてもすむため一瞬です。
- 検索
Ctrl+F - ブラウザやエクスプローラー、テキストエディタなどのさまざまなアプリで検索機能を呼び出します。F3でも同じです。
パソコン内を検索するにはWindowsキー+Qで可能です。
- 履歴ペースト機能を使うには「システム設定」にて「クリップボードの拡張機能」を変更する必要があります。
上級編
- Windowsメニュー表示
+X - デスクトップ左下のWindowsマーク上で右クリックしたときに表示されるメニューを一発表示します。続けて各項目に対応したキーを押せば開くことができます(例えばタスクマネージャーなら「T」)
- 静止画キャプチャ―
+Shift+S - ウィンドウや画面全体はもちろん、矩形やフリーフォームで画面を切り取ることができるキャプチャーメニューを表示します。クリップボードに保存されるのでやや使いづらいかも。
クリップボード保存なので先に紹介した「履歴ペースト」と一緒に活用できます。
- 画面全体静止画キャプチャー
+PrtScr - PrtScrはPrintScreenのこと。
1つ前の機能と違い画面全体を問答無用でキャプチャーしますが、ピクチャ>スクリーンショットのフォルダにjpg画像として保存されます。
- 動画キャプチャー
+Alt+R - 1つのウィンドウの操作や表示を動画として記録できます。マウスカーソルも記録されます。終了するときも同じコマンドです。
ただしデスクトップ画面など録画できないものもあります。
- 仮想デスクトップ作成
+Ctrl+D - 仮想デスクトップで作業中の項目を分けておけば、作業を中断してしまった後の再開時でも、画面ごとに見直せば混乱せずに把握し直せると思います。
- 仮想デスクトップ間移動
+Ctrl+←(→) - 複数の仮想デスクトップが存在している場合は中継して移動できます。
- 仮想デスクトップを閉じる
+Ctrl+F4 - 表示中の仮想デスクトップを終了させます。
- デスクトップ表示切り替え
+Tab - タスクビュー機能を表示します。デスクトップ左下のWindowsマークの隣のアイコン(はしごみたいなやつ)の機能です。
仮想デスクトップの操作にも使えます。
- ウィンドウの拡大・最大化
+↑ - アクティブウィンドウの最大、通常、最小の表示状態を切り替えることができます。
- ウィンドウの縮小・最小化
+↓ - 上の機能と同様、アクティブウィンドウの最大、通常、最小の表示状態を切り替えることができます。
- 絵文字パネル表示
+. - 「.」はピリオドです。SNS投稿やチャットなどに便利な絵文字パネルを表示します。顔文字もあります。
まとめ
以上、あなたにとって「これは使える!」と思えたショートカットはありましたか?
個人的には絵文字パネル表示は面白い機能だな〜と思いました、効率アップとはまた違っているような気もしますが。
キーボードショートカット、ぜひ使いこなしてみてください!
APEX RENTALSの パソコンレンタルサービス はこちら!