ビデオカメラ

ビデオカメラをウェブカメラとして使いたい! そんなときはこれを使おう

エイペックスレンタルズ編集部

カメラレンタルのAPEX RENTALSです。

テレワーク需要でオンラインで対話する機会が増えてきたため、ビデオカメラをウェブカメラとして使い、ZOOMやスカイプなどのオンラインミーティングのため、あるいはライブ配信をしたいといった需要が多くなりつつあります。

今回は、ビデオカメラを使ってオンラインミーティングをする方法、どんな機材を揃えたら良いかなど、アドバイスさせていただきます。

ビデオカメラをウェブカメラとして使うには?

ビデオカメラをウェブカメラとして使うためには、ビデオカメラの映像をパソコンに出力する必要があります。でも、ただHDMIで接続しただけではパソコンに映像を送ることはできません。

そもそも、ビデオカメラの映像をパソコンに送るためには、まずカメラの映像をキャプチャーボードへ接続し、キャプチャーボードからパソコンに映像を変換する必要があります。

キャプチャーボードってなんぞや? って話になりますが、キャプチャーボードとはHDMIから出力された映像を受け取り、映像をパソコンの入力に合うようにデータ変換してくれる機械のことを指します。

かんたん高画質ビデオ通話セット
https://www.apex106.com/video/flash/video-chat-set.php

キャプチャーボードはUVC対応のものを選ぼう

UVCとは「USB Video Class」の略。別途ドライバーをインストールしなくても、カメラと直接繋げるだけで、パソコンに映像を出力できる。また、これらの製品はUSBバスパワーに対応しているので、電気を供給する必要がなく、非常に小スペースで配信設備が整うのもメリットのひとつです。

ただ、実機で映る映像と、ライブされている映像には若干の遅延が生じる可能性があるので、予め注意が必要です。

USBビデオキャプチャー UVC-01
https://www.apex106.com/other/shuhen/uvc-01.php

APEXレンタルおすすめのキャプチャーボード類

当社で貸し出すキャプチャーボード類の機材は、プロの現場でも使われるような機材が多いです。先程紹介したキャプチャーボードは、市販でも手に入りやすく、小型で扱いやすさもありますが、広い会場で使いたかったり、プロ用のビデオカメラを使う場合には当社で扱うレンタル品がおすすめ。

Blackmagic Web Presenter + Teranex Mini-Smart Panel(フロントパネル)

HDMIの映像をWindowsやMacに出力してライブ配信できるキャプチャーボードです。
12G-SDIのSDI入力にも対応しているので、HDMIでは長さが確保できない広い現場でも活用できます。
ただし、映像出力の解像度は720pまで。あまりに高画質な配信はネットワークの負担にもなるので、720pの解像度は一般的といえます。ソフトウェアのインストールも、面倒な設定も必要ないので、初心者でも扱いやすい製品です。

Blackmagic Web Presenter + Teranex Mini-Smart Panel(フロントパネル)
https://www.apex106.com/other/shuhen/blackmagic-web-presenter.php

2台以上のカメラを使用したければスイッチャーを使おう

2台以上のカメラを使用したい場合は、スイッチャーにキャプチャーボードの機能が備わっているものがおすすめです。例えばこちら

ATEM mini

ATEM miniは4つのHDMI入力を備え、カメラのスイッチングが手元で簡単に行える小型のビデオスイッチャーです。切り替え時のカット割りやディゾルブ、ワイプなど、すべてこの1台で一通りできる人気の製品となっています。

Blackmagic ライブプロダクションスイッチャー ATEM Mini
https://www.apex106.com/other/shuhen/atem-mini.php

ATEM mini Pro

ATEM miniの機能に加え、入力の映像をプレビュー表示できる機能や、SSDドライブへの生録画、エンコーダーソフトを介さずにLANケーブルから直接ライブ配信できるなど、機能面の便利さを拡張したモデルです。

Blackmagic ライブプロダクションスイッチャー ATEM Mini Pro
https://www.apex106.com/other/shuhen/atem-mini-pro.php

ATEM mini Pro ISO

ATEM mini Pro ISOは、本体のUSB-C端子からSSDドライブへの生録画に加え、4つのHDMI入力の映像を別々で保存し、ビデオ編集ソフト『DaVinci Resolve』のタイムラインデータを保存できるので、後々編集したい場合にとても便利な使い方ができます。

Blackmagic ライブプロダクションスイッチャー ATEM Mini Pro ISO
https://www.apex106.com/other/shuhen/atem-mini-pro-iso.php

野外ロケするなら

ライブ配信の野外ロケや、カメラマンが歩いて取材するといった使い方に適している配信機材はこちら

LiveShell X
https://www.apex106.com/other/shuhen/liveshell-x.php

Wi-Fi接続でライブ配信できる機能が備わっているため、高速接続可能なWiFiルーターがあれば野外でもライブ配信ができてしまいます。ただ、ライブ配信に特化しているため、パソコンに繋いでウェブカメラとして使うといった用途では使用できません。

ポケットWi-Fiルーターを使う場合はネットワークの安定性が不安定になることもあるため、安定したライブ配信をしたい場合は有線LANでの接続をおすすめします。

まとめ

これらの機材を用いれば、簡単にビデオカメラをウェブカメラとして使うことができ、パソコンのインカメラとは違った画質で注目されそうです。

また、一眼レフやミラーレスカメラをお持ちの場合にも、メーカー各社がUSB出力だけでウェブカメラ化できるツールを公開しています。こちらの記事も合わせて確認してみて下さい。

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