V-1HD コンパクトなボディに魅力をギュッと凝縮 専用ソフトの使い方と注意点
ビデオミキサーもこんなに小さい時代になりました
小さなパーティ会場から大きなホテルでのレセプションまで、昨今のイベントではビデオミキサーが欠かせない時代になってまいりました。
先日ビデオエイペックスにやってきましたこの『V-1HD』これまでの常識を覆す超コンパクトなボディに、欲しかった機能がぎゅっと凝縮されています。
今回はその主な特徴、V-1HDだから出来る事を中心に基本的なセットアップと、押さえておきたい注意点をご紹介したいと思います。
従来のビデオミキサーは以下の記事をご覧ください。
http://www.ビデオカメラレンタル.net/2015/04/videomixer-v-40hd-v-4ex.html
これまでのミキサーとの大きな違い
まずはコンパクト。このサイズでHDMI4系統入力、更に1080pでの出力が可能です。弊社で取扱いのあるミキサーで上記条件を満たす物はこれまでV-40HDしかありませんでした。
小さくした分端子はかなり省かれています。映像入力はHDMIのみです。
しかしながら昨今の映像機器、PCの出力端子はHDMIが標準になってきましたので、VGA端子が無い欠点も昔に比べれば大きなデメリットにはならないのではないでしょうか。
実際のセッティング例
HDMI1カメラ
HDMI2 PC
出力は2種類 P/V output・output になります。
真ん中のモニターには入力されている二つの映像が映っています。
P/V output(プレビューアウトプット)は入力されている全ての映像や次に出す映像の確認、メニューの設定等に使用します。設定をすればoutputと同じように使えるので分配したい時に便利です。
専用ソフトを使うとこんな事が出来ます!
Windows/Mac/iOS用の専用アプリケーションが用意されております。
これを使えばこんなに小さなボディでも操作性を損なう事なく細かい微調整も可能になります。
ただ映像を切り替えたいだけの場合は不要ですが、音のMIXや映像にエフェクトをかけたい場合はPCとUSBケーブル(A-B)を用意頂くと便利です。
こちらがPCで見た場合の画面です。
オーディオの調整に加え、エフェクトも視覚的に調整可能です。
※弊社V-1HDにはUSBケーブルが付属しておりませんので、お客様ご自身でご用意頂く必要があります。一般的なプリンターと接続する際に使われているUSBケーブルになります。
ご用意が難しい場合はご相談ください。
ここに注意!
コンパクトにした分スケーラー(入力された映像を小さくしたり大きくしたりする機能)は非搭載です。
そのため以下の背面スイッチで設定した解像度に合わせて出力側の解像度を設定する必要があります。最近のビデオカメラとかですとHDMIで適切な解像度を設定してくれますが、中にはオートで出力が切り替わらない機器もありますので注意が必要です。
1080iと1080pは混在出来ます。(インタレースはプログレッシブに変換されるため、若干ですが劣化があります)
さいごに
こんな夢のような機能が搭載されたV-1HDがレンタルならなんと1泊8000円でご利用頂けます。
スマートな映像切り替え、エフェクト操作 必要十分な機能を盛り込んだV-1HDを是非ご利用ください。