ソニーのZV-1Gはとにかく動画撮影に優れたカメラでした
ソニーから発売されたビロガー向けデジタルカメラ『VLOGCAM ZV-1G』がAPEXレンタルに入荷しましたので、実機レビューです。
そもそもビロガーってのはなんぞやという話ですが……。
ブログを書くひとたちのことをブロガーと言いますが、ビデオを通して情報を伝える人たちのことをビデオブロガー、すなわちビロガーというようになりました。
YouTubeやInstagram、TikTokなどで盛り上がるインターネットの動画市場。
動画をもっと撮りやすく簡単に使えるデジタルカメラという位置づけから、人口を増やしつつあるビロガーたちに向けた新しい商品です。
外観
本体はとても小さく、294gと軽量!(バッテリーとSDカード含む)同社から発売されているRX100シリーズにも似ているデザインですね。
軍艦部には大きな内臓マイクと、押しやすいRecボタンが特徴的。静止画も撮れるのでシャッターボタンもあります。
外部インターフェースはMic端子とマイクロHDMI端子、マルチ端子がついています。なんでUSB-Cにしなかったんだろう……。
マルチインターフェースシューには外付けのマイクも装着可能。ウィンドジャマー付きマイクも付属しています。
バッテリーはアクションカムのFDR-X3000と同じ『NP-BX1』
容量は1240mAhと、ビデオカメラにしてはちょっと物足りない大きさかもしれません。
バッテリーは本体の下部から入れることができます。SDカード挿入口もここから。
搭載しているレンズは「ZEISS Vario-Sonnar T* 24-70mm F1.8-2.8」を採用。大口径でボケ感も素晴らしく、くっきりとした仕上がりになるレンズです。有効画素数は2010万画素、センサーは1型 Exmor RS CMOSセンサーを搭載しています。
自撮りも、固定も、変化自在なシューティンググリップ
ZV-1GのGはグリップのGです。このカメラのシューティンググリップはとても使い勝手がよく、ぜひ一緒に使ってほしいアイテム。
グリップとカメラの同期はBluetoothで繫がります。
片手で握りやすく、必要最低限のボタン類が搭載されていて、三脚にもなる優れもの。
カメラ本体を固定しても、根本のボタンで簡単に回転することができ、わざわざ取り外す必要なくカメラを180度回すことができます。
グリップ横にある押しボタンを押しながらカメラを前後に動かすことができます。
優れたフォーカス切り替え
ZV-1Gは自撮り撮影時に背景をボケさせたり、くっきりみせたりすることができます。
グリップにあるC1ボタン、あるいは本体にあるC1ボタンを押すことで切り替えることができます
商品レビューにも便利な「商品レビュー用設定」
このカメラならではの新機能。商品紹介動画などで、なかなかピント合わせが難しい場合でも、このモードを使えばカメラが自動でピント合わせしてくれます。
手前にきた被写体を認識して、ピントをあわせてくれます。一眼レフやミラーレスカメラでやるとなかなか難しいピント合わせがこんなに簡単にできてしまいます。
逆光でも顔の明るさを自動調整、美肌効果も!
撮影時に逆光になってしまって、顔が暗くなってしまうなんてこともあるわけですが、ZV-1Gであれば顔を認識して自動で逆行補正をかけてくれます。
さらに顔面をより美肌にしてくれるフィルターも標準で搭載。
まとめ
とにかくビロガーのために考えられた面白いカメラですね!
撮ってて楽しい、使いやすくて便利。これから動画はじめてみようかなと思ってる人にもおすすめです。さらに今後、パソコンに繋ぐとWebカメラとして使えるソフトウェアも公開予定とのことなので、テレワーク中のビデオ会議でも一躍活躍できそうです。
SONY VLOGCAM ZV-1G シューティンググリップキット
https://www.apex106.com/digicam/camera/zv-1g.php