Sony

桜撮りのステップアップ! SONY α6700でメジロを撮ろう

Coyote

もうすぐ桜の季節!
春になるたびに、日本人に生まれてよかったと思います。

さて、桜を撮る時は美しい花を撮るのが一般的かと思いますが、桜の中を飛び交う小さな主役を見逃していませんか??

そう、メジロです! メジロは桜が満開になると蜜を吸いにやってきます。
雀サイズの小さな鳥ですばしっこい為、スマホで撮るのはとても難しいのですが、最近のミラーレスカメラなら初めての方でも撮れちゃいます!

今回は初心者の方でも使いやすい機材としてSONY α6700SEL70350Gの組み合わせをチョイスしました。
今年の春は、ワンランク上の桜映え写真を撮りにレッツラゴー!

まず作例ご紹介

まずは今回の成果をご覧いただきましょう。

いかがでしょう、めっちゃ可愛い。
このカメラの組み合わせは初めて使うのですが、初めてとは思えないくらい簡単に撮れました。

当社ではα6500とSEL70350をセットにした【チャレンジ】ミラーレススポーツ撮影セット ソニーBという同じレンズのカメラ違いセット商品もありますが、なぜ今回このセットではなくα6700とSEL70350の単体組み合わせにしたかというと、α6700には被写体認識で鳥にAFを合わせる機能があるので、ピントが合わせやすいのです。(α6500には鳥認識のAF機能がありません。)

α6700の鳥認識AFはとても優秀です。
桜の花に遮られていると見失うこともありましたが、それでも一眼レフで頑張って撮るより比べ物にならないくらい簡単です。
枝に止まっているメジロならばまず初心者でも十分撮れるでしょう。

小さな体で一生懸命花の蜜を吸う姿は見ているだけハイもうかわいい。


メジロは午前中に花の蜜を吸いに来るので、朝早めの時間から撮りに行くのがポイントです。

カメラの設定について

カメラ側でAF対象を鳥にしましょう。
menu⇒フォーカスメニュー⇒被写体認識⇒認識対象を「鳥」にします。


撮影モードはMモード(マニュアル)+ISOオート設定がオススメです。


この設定はシャッタースピードと絞りは任意で選べて、ISO感度をカメラが自動で決めてくれるのですが、動く被写体は絞りとシャッタースピードを自由に調整できた方が上手に撮れます。
しかし、フルマニュアルだと、シャッタースピード、絞り、ISO全部を調整するのは大変です。
このモードならISOはカメラが自動で設定してくれるので、とても撮りやすいですよ。

素早いメジロを撮る場合、シャッタースピードは1/1000より早く、絞りもF8くらい絞ると安心です。
SEL70350Gは絞り開放でも十分よく写りますが、被写体が小さく動き回るので絞って被写界深度を深くしておくと安心です。

ISOは日中でも640~3200程度まで上がってしまいますが、最近のカメラは高感度に強いのでこれくらいなら許容できます。
撮影に慣れてきたら、設定を緩めていくのもアリです。

もちろん、手振れ補正はオンにして撮りましょう!
望遠撮影は手振れ補正が無いと大変です!

これが撮れたら最高!ワンランク上のメジロショット

枝に止まったメジロを撮れるようになってきたら、羽を広げたメジロの撮影に挑戦しましょう!
ポイントはとにかく連射です。α6700はJPEG記録で最速11コマの高速連射が可能です。

羽根を広げたメジロを捉えるのは本当に難しいです。
突然飛ぶんですよ。すごい勢いで。
なので、望遠側で撮っていると、一瞬でファインダーから消えてしまいます。

このように、シャッターを押した時にはもう手遅れ…
その為、ちょっと広めの画角で狙っておいて、あとでトリミングするのが一番です。
2400万画素もあると、多少のトリミングも問題ありません。

多少トリミングしても全然問題ないですね!
連射をしていると枝から枝に飛び移るこんなかわいい姿も撮れました

まとめ

メジロを主役にした写真撮影、やってみると本当にはまります。
びっくりすることに、64GBの未使用SDカードを持って行ったのに2時間もせずに記録容量がいっぱいになりました。
全てJPEG撮影でしたが、たった2時間で5000枚以上シャッターを切っていたのです!

最初はメジロを撮れていればよかったのが、羽を広げた姿を撮りたくなって夢中でついつい連射しまくってしまいました。
是非SDカードの容量とバッテリーに余裕をもって挑んで下さい。

最近のミラーレスカメラは連射がたくさんできるから本当にすごいですよね。

ただ、α6700はミドルクラスのカメラですので、バッファ(連射を連続してできる時間)があまり長くなく、連射し続けていると途中で止まってしまうこともあります。
さらに上位モデルになってくると、連射速度、バッファも向上して、プリ撮影(シャッターボタンを押す前から記録を始めてくれる機能)を持った機種もあります。
もし楽しめたら上位モデルへステップアップしてみるのもいいですよ!

是非この春はかわいいメジロさんを撮ってあげてください!

【使用機材】
SONY α6700
SEL70350G

記事を書いたひと
Coyote
Coyote
テレビCMの元オフラインエディター。 映像機材のレンタル屋さんとして、映像に関する事はプロであれ!を信条に出来ることは何でも取り組んでます。 PENTAXを愛用して16年。 低シェア故に輝ける周りと被らない個性が大好き!
記事URLをコピーしました