RF24-105mm F2.8 L IS USM Z 想像以上に良いレンズでした

昨年12月に発売された『RF24-105mm F2.8 L IS USM Z』をレンタル取り扱い開始いたしました。

RF24-105mm F2.8 L IS USM Zをレンタル
https://www.apex106.com/digicam/lens-c/rf24-105mm-f28-l-is-usm-z.php

24-105という標準的なズーム域でありながら「非球面レンズ」3枚、「UDレンズ(特殊低分散ガラス)」4枚を搭載した18群23枚の光学設計、高性能な「L（Luxury）の名称がついている「RF24-70 F2.8 L IS USM」と同等の高画質性能ということで、期待値上がりまくりなレンズです。

だがしかし、重い！　重すぎる！

重量約1330g（三脚座を除く）とかなりのヘビー級レンズなのです。
近いところで言うと、RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM で約1370gほどありますが、ほぼ同等の重さで、手に持つとズシンときて手持ちでの撮影は結構疲れます。

RF24-105 F4L IS USMと比べてもこれだけの大きさ比です（F4レンズと比べるのもナンセンスですが）

広角24mmから中望遠105mmまで、開放F値2.8通しなのでこの長さも納得です。
このレンズの最大の利点はズームしても望遠筒が伸び縮みしないインナーズーム機構というところです。重心が変わらないのでバランスが保てたまま扱えますし、リングの動きも軽くて動画撮影時のズームもなめらかにできそうです。

絞りリングはクリック感がなくこれもズームリング同様なめらかに動きます。また、静止画撮影時は反応せず、動画撮影モード時のみに反応する仕様のようです。動画撮影に重きをおいたレンズだと再認識しました。

全体的にシャープでカリカリした画で、シャッターボタンを押したあとモニターに出てくる画をみて「ああ……綺麗だなあ」と実感できます。

これくらいの鏡胴の長さならば、F4もF2.8も大して変わらないボケ感ですね。全体的にピントを合わせたければF8以上で撮るのがいいでしょう。

ホワイトバランスはほぼ自動で撮っていましたが、やや赤みのある色が出てしまいました。まあこれも深みがあって映画っぽくていいかなとも思ったりします。普段私用ではキヤノンは使わないのですが、このレンズ使うためだけにレンタルしてみてもいいと思うほどです。持ち歩くのは苦ですけど。

最後はいくつか作例を見て頂ければと思います。
レンタルお申し込みお待ちしております。

最後は東京に戻って夕日のスカイツリー。

使用したレンズ

RF24-105mm F2.8 L IS USM Zをレンタル

Saijo

Saijo

APEXレンタルで機材担当をしているApple信者です。 過去に某ITメディア編集部でWebディレ（アシ）経験あり。かたわらYouTube動画の企画・編集などをしてました。 主にカメラ、パソコン関連の記事を書きます、仕事では機材全般さわっています。