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Imaging Edge Mobileから移行したCreators’ Appの使い方 まずはα7 IVから

Saijo

ソニーがこれまで法人向けに提供していた「Creators’ Cloud」というサービスが、2023年2月より個人向けにも開放され、新たにスマホ用アプリ「Creators’ App」をリリース。
もともとはZV-1F専用アプリとして「Imaging Edge Mobile Plus」という名称でしたが、Creators’ Appに変更されました。

Imaging Edge Mobileについては以前も記事にしています。

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提供開始に伴い、ZV-1Fとα7 IVがアプリに対応し、これまで使われていた「Imaging Edge Mobile」からは切り離され、「Creators’ App」に完全移行となりました。これら対応するカメラはこれからも順次対応する予定かと思われますが、まずは初対応ということで、α7 IVをファームウェアアップデートして使ってみたいと思います。

カメラのファームウェアアップデート

まずはα7 IVをバージョン2.00にファームウェアアップデートする必要があります。
ソニーのサイトからデータをダウンロードし、SDカードにコピーしたらカメラ本体を操作してアップデートを初めます。アップデート方法は、ソニーのサイトを参照のうえ、バッテリー残量に気をつけて始めて下さい。

ILCE-7M4 本体ソフトウェアアップデート Ver. 2.00(外部リンク)

アプリをインストールしてセットアップを開始

アップデートができたら、お使いのスマートフォンにCreators’ Appをインストールします。

アプリのインストールが完了したら、あとは作業となりますが手順ごとに紹介していきます。
カメラとスマートフォンの接続を開始します。

アプリ上に、近くにあるα7 IVが出てくると思います。そのまま接続を押して開始して下さい。

カメラの画面をみると、「このスマートフォンと接続しますか?」と案内がありますので、OKを押して下さい。カメラの案内を無視していると作業が中断されてしまいます。

カメラ本体を操作したあと、スマートフォンのほうにもペアリングの案内が出てくるので、ペアリングをタップ。

これでカメラとのペアリングが完了となります。

Creators’ Appでできること

Creators’ Appでは、これまでのImaging Edge Mobile同様、カメラ内の写真をスマートフォンに移したり、リモートで操作するなど使い方はほぼ同じ。

Imaging Edge Mobileよりもインターフェースがシンプルで優しくなった感じです。
動作も接続して少しもたつく感じがありましたが、しばらくすると接続が安定してきてスムーズに操作することができました。

スマホの画面をタップすれば任意の場所にフォーカスを当てることもできます。

画像取り込みメニューです。一応4Kの動画も転送可能です。

スマートフォンに転送したい画像を選ぶ画面です。この辺りもImaging Edge Mobileとあまり変わらない印象。

Creators’ Appのメリットは?

Creators’ App最大のメリットは、クラウドストレージ「Creators’ Cloud」が使えるという点です。
撮影した写真や動画は、クラウド上にアップロードすればどんな端末からでもアクセス可能。会員登録すれば無料でもらえる5GBの容量が、カメラを製品登録すれば25GBの容量に増やすことができます。(期間限定のキャンペーンかどうかは不明)

撮影したデータの保存先のひとつとして無料で容量がもらえるのは嬉しいですね。

現在はZV-1Fとα7 IVのみ対応するアプリですが、今後続々とαシリーズがこちらのCreators’ Appに移行されると思われます。
普段、スマホとの連携をしている方は、ファームウェアアップデート後の移行をお忘れなく。

■レンタルはこちら

SONY α7 IV ILCE-7M4(ボディのみ)

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APEXレンタルで機材担当をしているApple信者です。 過去に某ITメディア編集部でWebディレ(アシ)経験あり。かたわらYouTube動画の企画・編集などをしてました。 主にカメラ、パソコン関連の記事を書きます、仕事では機材全般さわっています。
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