リモートワークやオンライン授業で活躍するATEM mini/ATEM mini Pro 大きな違いとは?
新型コロナウィルスの影響でリモートワークやオンライン授業を実施しているところが増えてきた影響もあり、オンライン配信に最適なビデオスイッチャーが注目されてきています。
弊社でもいくつかのスイッチャーを提供していますが、中でも人気が高いのが、小型で高性能なオンライン配信スイッチャー『ATEM mini』と『ATEM mini Pro』です。
そもそもATEM mini/ATEM mini Proとは、何ができる機材?
- 4つのHDMI入力のついたビデオスイッチャー
- これひとつでカットやワイプ、PinPも可
- グリーンバックを用いればクロマキー編集も可
- Mic入力があるので、声も収録可
- パソコンに繋げばWebカメラとして認識する
今までのでかいスイッチャーで出来ていた作業がこんな小さな1台に収まっているということです。しかも簡単で、誰でも使えて、いつでもオンライン配信ができてしまいます。
ATEM mini Proはここが違う
ATEM miniとProの見た目はほぼ一緒です。ですがボタンの配置が少し違います。
ATEM mini ProにはRECORDやSTREAMといったボタンと、VIDEO OUTの切り替えボタンが追加されています。
マルチビューができるのはATEM mini Pro
ATEM mini Proでは、4つの入力した映像をモニターでプレビューできるマルチビュー機能が備わっています。
複数のカメラを操作するにはプレビュー機能は大変便利です。
VIDEO OUTの6つボタンは、モニターに出力されたマルチビューの画面を、それぞれの入力画面に切り替えられるボタンです。1〜4はHDMI入力の映像、M/Vはマルチビュー、PGMは実際に配信されている映像です。
ATEM mini Proは単体でライブ配信可能
ATEM mini Pro はUSBでパソコンと繋げばウェブカメラになるほか、有線LANを繋げば本機単体でYouTube、Facebook、Twitchへ直接ライブ配信が可能です。とはいえ、ライブ配信に必要な設定はパソコンから行う必要があるので、パソコンいらず! というわけでもないです。(やろうと思えばタブレットやスマホでも出来るかと思いますが)
STREAMのON AIRのボタンで配信のオン、オフができます。
ATEM mini Proは配信した映像を外部SSDに直接録画できる
ATEM mini ProはUSB-C入力端子に外部SSDを繋ぐと、配信した映像をそのままSSDに保存することができます。なのでライブ配信後のアーカイブやビデオ編集、バックアップにも使えます。
同時に複数人で操作できる
ATEM mini Proは同一ネットワーク経由であれば操作可能なため、LANハブを用意すれば同時に複数人で操作することができます。カメラをスイッチングする人、オーディオを調整する人、テロップを管理する人など、作業を分担しながらできるのもいい使い方かもしれません。
ATEM miniはUSB接続でウェブカメラとして認識される
ATEM miniはZOOMなどのオンラインミーティングにも大活躍のスイッチャーです。
作成したPowerPointを表示したり、司会の人物をPinPで脇に表示させたりして、交互に切り替えながら配信できます。ピンマイクを使用すれば音声もクリアに配信できます。
最近は大手カメラメーカーも、ミラーレスカメラなどがウェブカメラとして認識できるアプリを開発するなど、少しでも高画質に配信したいという需要は高まっているようです。ATEM miniを使えば、ソフトのインストールや面倒な設定なくしてスイッチャーに入れるだけ。自宅の書斎スペースでも配信スタジオに早変わりです。
ATEM mini、ATEM mini Pro、どちらも簡単に操作可能なので、ぜひ使ってみて下さい!
操作に必要なソフトウェアのインストールや、アップデートの方法は過去に記事を作ってますので、こちらも一緒にどうぞ。
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