HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWで実際に撮影に出かけてみました
以前のブログ記事(PENTAX 交換レンズラインナップ強化しました)でご案内した「HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW」ですが、実際に出かけて撮影しに行ってみました。
愛知県では有名な「なごやまつり」へ撮影に行ってきたので、その様子も併せてレポートをお伝えしたいと思います。
なお使用ボディはK-30、全て解放F2.8での撮影です。
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★待ちに待った通しF2.8★
PENTAXデジ一ユーザーが待ち望んでいた、70-200の通し2.8のレンズです。
かくいう筆者も待ち望んでおりました。
実際撮影してみると、待った甲斐のある描写力です。
背景のきれいなボケはもちろんのこと、服の細かな模様まで繊細に映っていました。
少し影のかかった被写体の撮影も、潰れることなく陰影をしっかり出してくれていました。
D FAシリーズのためフルサイズにも対応しており、K-1と共に使えばより鮮明な画像が期待できます。
AFスピードが速い!!
今回は移動する山車、練り歩く人が撮影対象でした。「止まって!!」とは言えず(知り合いでもないので……)、その時のベストタイミングでシャッターを切らなければならない状況で、スッとAFが合います。
「AFが合う」事は当たり前なのですが、このスピードが今までのペンタックスKマウントレンズの中でも群を抜いて速いのです。
ペンタックスユーザーの方には伝わるとは思いますが、他メーカーに比べるとAFが遅く、ピント合わせ時の音がボディからもレンズからもかなり大きい音が鳴るのが常でしたが、このレンズに関しては今までのレンズに比べると圧倒的に静かなのです。(音がしない、というわけではございません……)
ピント合わせ時に大きな音が鳴ることで回りから注目されて少し恥ずかしい思いをしたことがある方も、このレンズならピント合わせの音を気にすることなく撮影できます。
防塵防滴レンズ! シーリングボディと組み合わせれば悪天候でも撮影できます
大雨などではさすがに躊躇しますが、小雨や運動会程度であれば問題ないと思われます。
現行のKマウントAPS-Cボディは防塵防滴仕様のボディが多いので、組み合わせて使えば野外での撮影で急な天候の変化があっても気兼ねなく撮影できるがいいですね。
シズル感のある写真撮影の時に、水が付近にあるような撮影でも安心です。
ただし……かなりの重量です。
いいレンズ、良い性能を詰め込んだためか、かなりの重量となっております。
レンズ+フード+三脚座を合わせると2.03kgです。ボディも含めるとおそらく
2.5~3kg程でしょうか。
長時間の手持ち撮影は少し大変かもしれません。
逆に、三脚を使用するような場面では三脚座があるので安定して撮影することができます。
あまりない使い方だとは思いますが、筆者は手持ち撮影時に三脚座を握って撮影することである程度重さも軽減でき、安定して撮影できたように感じました。
以下作例です。
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