セミナーで声をちゃんと撮りたい! ビデオカメラ+ピンマイクで綺麗に撮影する方法
「セミナー動画を撮ったら講師の方の声が小さすぎて聞こえない! なんとかなりませんか??」
というご相談をレンタルサービスでもダビングサービスでもよくいただきます。
専門の撮影業者の方が入ったり、業務用のカメラ・マイクを組み合わせると当然綺麗に撮影ができるのですが、なるべくコストは押さえたい&簡単にやりたいのは当然ですよね。
そこで今回ご紹介するのは、APEXレンタルで定番のSONYハンディカムに業務用ピンマイクを組み合わせる事で音を劇的に綺麗にしちゃう方法です。
実際にどれぐらい綺麗になるのか動画でも紹介しておりますので合わせてご覧ください。
使用する機材とセッティング
カメラは初めての方でも使いやすい簡単なものをご用意しました(動画では少しだけハイエンドなモデルを使ってますがこれも家庭用ハンディカムです)
ハンディカムは基本的にSONYのアイテムしか装着できないように専用のシュー(マルチシューといいます)になっています。
ここには家庭用のマイクしかつかないんですが、ここでご用意するのがこの変換アダプター「SMAD-P3」です。
これを使うと家庭用のハンディカムや同じシューを搭載した業務カメラ、更にはSONY一眼レフにまで業務用マイクがケーブルレスで装着できるようになります。
ワイヤレスマイク UWP-D11 SMAD-P3セット
https://www.apex106.com/video/mike/uwp-d11-smad-p3.php
動画の中で使用しているハンディカムは四谷てんちょーお勧めのコスパ良し画質良しのこちらのカメラです。
暗いシーンでも比較的明るく撮影する事が出来るのでセミナー撮影に最適です!
ソニー HDR-CX900
https://www.apex106.com/video/flash/hdr-cx900.php
まずはどれだけ違うのかを見てみましょう
如何でしょうか?
換気のため窓を全開にしてたので想像以上に差が出ちゃいましたが、お持ちいただくセミナー動画は実際にこんな音になっているものは多いです。
せっかく残すなら綺麗に撮りたい!動画ではご紹介しきれなかったセッティング方法をこの記事でご紹介したいと思います。
受信機をカメラに付けてみよう
装着方法はとても簡単。
- 受信機背面の金具を外す
- アダプターと受信機の金具の向きを合わす
- 溝に合わせてスライドさせ装着する
- アダプターのシューカバーと、カメラ側のシューカバーを外し端子の向きを確認5.溝に合わせてはめ込みスライドさせてネジでしっかり固定する
送信機とピンマイクを付けてみよう
1.マイク端子にピンマイクをしっかり差し込む
2.ネジを回して固定する
3.胸元に装着する(この時服の中を通すと目立たなくてGOODです)
ペアリング設定は済んでおりますので、テスト撮影の際にノイズや他の音声の混線などがなければそのままご利用いただけます。もし混線などがあれば説明書を参考に周波数帯を別のものに変えてください!
たったこれだけで余計な音が入らない、登壇者・講師の方のクリアな声をカメラに収める事が出来ます。対談や登壇者が二人の場合などはこちらのP-03Dシリーズをご使用ください。
ワイヤレスマイク URX-P03D ピンマイク2個 SMAD-P3Dセット
https://www.apex106.com/video/mike/urx-p03d_pin-smad-p3d.php
中々人が集まってのイベントが難しい時勢ではございますが、こういったレンタルアイテムを使って素敵な配信・配布動画を作ってみてくださいね!