映像音響周辺機器

最大9本同時使用!複数のマイクをミキサーに接続してみよう。

エイペックスレンタルズ編集部

以前、こちらの記事「豊富な入力が魅力のアナログミキサー MACKIE 1402VLZ4レンタル開始しました」で、MACKIE アナログミキサー1402VLZ4の簡単な使い方をご説明させていただきました。

今回は、「たくさんのマイクを、大きな音量で使用したい場合にはどうしたらよいか」ということをテーマにご紹介していきたいと思います。

具体的なケースとしては以下のような場合が考えられます。

  • STAGEPASで、マイクを5本以上使用する場合
  • MACKIEアナログミキサー1402VLZ4で、マイクを7本以上使用する場合
  • MACKIEアナログミキサー1402VLZ4で100人以上が入れる会場など、大きい音量を必要とする場合

主に使用する機材はこちら。

◆MACKIE アナログミキサー1402VLZ4

[blogcard url=”https://www.apex106.com/other/onkyo/1402vlz4.php”]

◆ヤマハ YAMAHAポータブルPAシステム

[blogcard url=”https://www.apex106.com/other/onkyo/stagepas400i.php”]

レンタル館では「STAGEPAS 300」、「STAGEPAS 400i」、「STAGEPAS 500」の3機種を取り扱っております。
最大音量は、STAGEPAS 300 < STAGEPAS 400i < STAGEPAS 500の順番で大きくなります。
お客様の用途に合わせてお選び下さい。

2021年8月現在はSTAGEPAS600BTと、STAGEPAS400iの2機種を取り扱っています。出力の大きさは『STAGEPAS400i<STAGEPAS600BT』です。

今回は例としてSTAGEPAS 400iを使用します。
★STAGEPAS 400iは、スマートフォンなども接続可能で便利な機材となっています。

接続の仕方

マイクは一例です。
※有線マイク、ワイヤレスハンドマイク、ケーブルなどで、機材付属品で足りない場合は、別途レンタルが必要となります。

調整

すべて接続後に電源を入れ、それぞれのつまみ(ノブ)とスライダー(フェーダー)を上げれば音が出るようになります。

最大で同時に9本マイクが使用できます

接続の仕方

調整

ワイヤレスマイクは同時に6波(6本)までとなります。

  • 必ずMACKIE アナログミキサー1402VLZ4の使用するチャンネルすべての「PAN」を「L」側にふってください。PANをL側にふらないと、音量が半減または、さらに小さくなってしまいます。なぜなら今回の例ではL側のみ出力しているため、R側の音量もまとめなくてはいけないからです。(最初の例ではLR を別々に出力し、別々に入力していました)
  • MACKIEアナログミキサー1402VLZ4につないだ音は、ステレオ(L/R)ではなくミックスされます。
  • STAGEPASのLEVEL①を下げてしまうと、MACKIE アナログミキサー1402VLZ4に繋がっているものすべての音量が下がってしまいます。

スピーカー配置の注意

スピーカーの音が出る範囲に、マイクが近ければ近いほど「ハウリング」しやすくなります。
図は仮にステージがある想定です。

後方にスピーカーを設置すると、ステージ上はスピーカーの音が出る範囲内になり、ハウリングしやすくなります。
図のように前方にスピーカーを設置することでハウリングしにくくすることができます。

調整

マイクの本数が多くなるにつれて「ハウリング」しやすくなります。
極力、使っていないマイクは音量を下げることでハウリングを防ぐことができます。
また、話している方のマイクの音量を上げたいが、ハウリングしそうな場合は、その他のマイクの音量を下げることで、話している方の音量を上げることができるようになります。
ただし、他の方が話し出す前に、下げたマイクの音量を上げておかないと、他の方の音量が小さくなってしまいますので注意が必要です。

音が出ない、音が小さい場合

  • MUTE(ミュート)が押されていないか?(MACKIEアナログミキサー)⇒図A
  • つまみ(ノブ)は上がっているか?
  • MAIN MIXのスライダー(フェーダー)は上がっているか?(MACKIEアナログミキサー)
  • MIC/LINEスイッチを切り替えてみる(STAGEPAS)⇒図B
    >マイクなどを接続したところは、スイッチが飛び出た状態に。
    >オーディオ機器などを接続したところは、スイッチが押された状態に。

YAMAHAポータブルPAシステムSTAGEPASに付属する有線マイクSHURE(シュアー)SM58S。
この有線マイクのON/OFFを、話す方ではなく音量を操作するスタッフ側(ミキサー側)でコントロールしたい場合、簡単にスイッチをONの状態に固定することができます。
録音を行う時や、話す方のON/OFFスイッチの忘れ防止に効果的です。

他のスピーカーも接続可能です

MACKIE アナログミキサー1402VLZ4で、マイク6本未満を使用する場合、中・小会場でのご使用の際は、こちらのスピーカーもご検討ください。
どちらも各スピーカーの付属品RCAケーブル(赤・白、各10メートル)での接続が可能です。

◆BOSEスピーカーシステム 101MM+1705II スタンドセット

[blogcard url=”https://www.apex106.com/other/onkyo/101mm.php”]

◆YAMAHA MSP3

[blogcard url=”https://www.apex106.com/other/onkyo/msp3.php”]

まとめ

STAGEPASと、MACKIE アナログミキサー1402VLZ4

今回こちらの2つの音響ミキサーを使用してのマイクの増やし方をご紹介いたしました。
音響は難しいと思われている方も是非、機会がありましたらチャレンジしてみてください。

[blogcard url=”https://www.apex106.com/other/onkyo/1402vlz4.php”]

[blogcard url=”https://www.apex106.com/other/onkyo/stagepas400i.php”]

記事を書いたひと
エイペックスブログ編集部
エイペックスブログ編集部
エイペックスレンタルズのブログ編集部です。機材の使い方や、新商品の情報などを深堀りしてお届けします!
記事URLをコピーしました