オリンパス OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROは何がすごいのか!【レンタル新商品】
オリンパスの大口径中望遠PROレンズ、入荷いたしました!!
抜群の描写力を備えた上に、プロ仕様のコーティングが施されているため、
ゴースト・フレア低減してくれるだけでなく、F値1.2という明るさ!
更には防塵防滴の構造なので屋外の撮影にも強いレンズ
すごいぞPROレンズ!!
……と基本的なハイグレード性能はさておき、
このレンズどんな撮影に向いているのか? という話。
単焦点PROレンズのボケは美しい
筆者おすすめの用途は断然、ポートレートです!!
まず高速AFを搭載しているため、動く被写体の撮影にも向いています。
ほんの一瞬も逃さない、正にポートレートにはもってこいな1本。
また、短焦点ならではの美しいボケとF値1.2の明るさを持ち合わせているため、
被写体をぐっと印象的にすることができます。
印象的な被写体を撮るコツ、その秘密は背景にアリ!
まず背景がボケている写真とそうでない写真、見比べて見ましょう。
いかがでしょうか。背景がボケてるほうが、被写体がより際立って見えませんか?
細かい計算式は割愛しますが、背景が綺麗にボケた写真を撮るには
A レンズの明るさ
B 被写体との距離
C 被写体と背景の距離
この3つが重要になります。レンズの性能ももちろんですが、撮影者-被写体-背景の距離感が大切で、出来る限り離れた位置から撮影した方が背景が綺麗にボケます。
ポートレート撮影に中望遠(70-100mm程度)が愛用されるのはそういった背景があります。
少し余談ですが、最新のスマートフォンiPhone X等にはボケやすいポートレートモードが備わっています。この背景ボケを可能にしたのは従来のレンズに加え、望遠レンズが搭載されたからです! すごい!
今回ご紹介しているマイクロフォーサーズ45mmレンズ、焦点距離は35mm換算にして90mmとなります。
中望遠レンズなのに撮影可能距離が最短50cmと、かなり寄っての撮影が可能なので、室内での動物の撮影などでも、その実力を発揮してくれることと思います。
中望遠ならではの注意点
焦点距離90mmで例えば人物を全身入れた写真を撮るとなると、結構な距離が必要になります。
試しに、身長150cmのスタッフを撮影。手をあげるとおおよそ180cmないくらいになりました。若干トリミングをしていますが、約7.5m離れて、このくらいです。
縦だと余裕はありますが、横だともう少し離れたい気もします。
そのため、撮影距離に制限のあるスタジオだと、ちょっと不便かもしれません。
※そんなとき筆者の選ぶサブレンズはこちら
しかし! 被写体との距離を気にせず自由に動ける環境下では、綺麗に滲む背景にくっきりと浮かぶ被写体を、美しく残せること間違いなしです。
最後にマイクロフォーサーズレンズならでは。このクラスのレンズにしては軽量!
重さ約400gなので、アクティブな屋外撮影で使用してもストレスフリーかと思います。
とは言っても、やはり購入するとなると高いのがプロレンズ……
そんなときは、是非レンタルでお試しください!!